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20th Anniversary
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誰もくれないから(たぶん気付いてもいない)自分で贈ろう。おめでとう、でいいのか?
笑っているような、泣いているような、舌舐めずりしているような、意味深顔の赤い薔薇。

ブログ的にはあまり関係ないんですが、本日は弊社創立20周年記念日なんです。
覚えやすいということでロック語呂合わせの6月9日(当時まだロックの日ではなかった)。
もっとも、知人には違う語呂合わせでからかわれるんですけどね(笑)。




さてさて2010年がこんなことになっていようとは、20年前には想像できるはずもないけれど
それなりに予想した未来とこんなに違っていてもいいものかと改めて呆れております(笑)。

そもそも、今でこそMacを使う代表的な仕事のように言われているけど、当時は全部手作業。
コピー機リースして、トレスコ買って、事務所を借りて、その他諸々の道具を揃えて、
写植・版下・その他を外注に出して。今思えばよくやれた。金と時間がかかります。
今のMacなら初期投資はその1/10もかからないでしょう。外注費なんてほとんどいらないし。

でも変わったのは、そんな仕事道具だけじゃない。
コンピュータ&インターネットの世界になったということや、バブル崩壊や不景気も
影響してのことなんでしょうけど、作るものは変わらなくても、当時とは環境がまるで違う。
過ぎてみれば短いようでも、やっぱり20年は長かったということですか。自分も変わった。
今日はそんなことを思い返しながら、のんびり過ごしていたのです。
by yattokamedagaya | 2010-06-09 19:56 | Work & Mac | Trackback | Comments(8)
Commented by aboutbook at 2010-06-09 20:16
創立20周年、おめでとうございます(礼)
誰しもが驚いたバブル崩壊と平成不況、4大証券や銀行さえ倒れた時代に、
一番変化のあるITがらみの世界(先見の明がありましたね)で、20年を
乗り越えてこられたこと…素晴らしい(という平凡な言葉しか思い浮かばず)です。
大変なご苦労もあったことでしょうが、そんなことはココには感じさせず
ひたすら仕事をする。昔ながらの「男!」ですね(※いい意味です、念のため)。
貴社の益々の繁栄をお祈り申し上げます(←なんだか「決算報告書」みたい。汗)
Commented by yattokamedagaya at 2010-06-10 06:49
*aboutbookさん

ありがとうございます。
Macで作らないと相手にされない時代になったので
しかたなく導入しただけ。先見の明などありません(笑)。
でもあの頃(15年前)は周辺機器まで全部揃えて200万円以上(ソフトなしで)でした。

20年前はバブルで、皆楽しくやってたけど
その後は、倒産したり、職変えたり、国に帰ったり、病気になったり、死んじゃったり……
知り合いにも、そんな人がいくらでもいますからね。
早く金貯めて引退したいです(笑)。
Commented by mado_nf at 2010-06-10 09:01
20年っておぎゃあと産まれた子が二十歳になります。
やっとかめさんのお仕事は成人されたんですね。

そして、関係ないですが6月9日は、ドナルドダックとわが家の次女の誕生日…(笑)
なにはともあれおめでとうございます´〇`
Commented by AZUKI at 2010-06-11 03:35 x
わあ、創立20周年ですか!

>トレスコ、写植、版下…
自分のことなんかですみませんが、30年くらい前に、デザイナーの下っ端で働きながら
服に写植をつけたまま、宣伝会議のコピーライター養成講座に通った日々を
思い出してしまいました。

20年前は、たしかワープロでコピーの原稿を書いてたなあ…
MAC全盛になったのは、15年くらい前からだったんですね~

私はここ10年の広告の仕事のことは知らなくて、
友人のデザイナーの話を聞きかじっているだけなのですが、
ほんと、道具だけでなく色々な面で「激動の20年」だったことでしょうね…
すべてが劇的に変わった世界で、20年を走り続けてらしたこと、
すごいなあと思うばかりです。

今、ふとブログの左側に目をやったら、2003年に始動してるんですね。
今度は、ブログの10周年をぜひともお祝いしたいもの^^

なんかとりとめなくなっちゃいましたけど、
20周年、おめでとうございます。
Commented by yattokamedagaya at 2010-06-11 09:38
*mikeさん

ありがとうございます。でもすみません。
「20周年記念」とは自分に対する皮肉のようなつもりで書いていて、
今はこんな仕事は自慢でもないし、めでたいとも思っていないんですよ(笑)。
同業者じゃないとわかり難いんですが、20年を思い返す半端記事でした。
本当の子供を成人まで立派に育てたら、誇りに思ってもいいことなんですけどね。

へぇ、お子さんも。ドナルドも6月9日なんですか。何歳なんだろ(笑)。
Commented by yattokamedagaya at 2010-06-11 09:48
*AZUKIさん

ありがとうございます。でもmikeさんのリコメでも書きましたが
「20周年記念」とは自虐的なつもりで、今はさほどめでたくはないんです。
むしろ20年前は楽しかったなぁという半端にまとめた記事だったんです。
「祝って祝って記事」は自粛することにしてるので(笑)。

バブルも一気に弾けたんではなく、その後の不景気も
皆足並みを揃えていたわけじゃないんですね。
うちはその後の方が景気よかったし、コンピュータに偏見があったので
Mac導入も遅かったんですよ。

でも、当時と今と一番違うのは、周囲の環境ですよね。空気、と言うか。
広告はクライアントの理解と協力がなければできないものだから。
20年前は業界も元気があったし、代理店もクライアントも一緒に、
皆で面白いものを作ろうという気概があったし楽しかった。
今は、皆じゃないけれど、何でこんなになったのか、歯がゆいんですよね。
バカなはずはないんだから、もっと上手く僕たちを使っていただきたい、
という場合が多いです。
流行の『もしドラ』でも読んでくれたら、少しは変わるかもしれないけど(笑)。
Commented by supica-hosi at 2010-06-19 02:11
創立20周年を迎えられたのですね。
業界のことはわかりませんが、
経済の動きも
激しく変動していったなかでの
20年ですから、いろいろと大変なことも
あったのではないでしょうか。

生き延びてゆくといいますか、
経営者としてのスタンスと、
独自の発想を反映させてゆくエネルギーを
失わないでゆくことは、
並大抵のことではないのだろうと
想像します。

これからも、まずはなにより
体を大切に・・でしょうか。^^
面白い人と出会い、
お仕事につながりますよう。

ああ・・でも、なによりも
あそびって大事かも?^^
Commented by yattokamedagaya at 2010-06-19 08:41
*すぴかさん

その前に10年くらい会社にいたんですが
自分でやるのとは全然違いますね。
経営者というほどのものじゃないけれど
ただものを作っていれば良いだけじゃないし。
面倒なことが多いです。自分に向かないことも。
良い環境があるのなら、会社員の方が
絶対良い仕事ができると思いますよ。
会社員の人は逆に思うでしょうけれど(笑)。

今は半端に情報が流れているからわかった気になるけれど
外で見ているのと、実際にやるのとは違いますよね。
どんな業界でもそうでしょうけれど
僕らのように、ちょっと一般的な仕事と違うものは
認識がそれぞれまったく違っていて困ります。
皆、お客様の利益のためにやっていると思いたいんですけどね。

お互い、体は大事ですよね。
仕事も、楽しくやっていければ良いと思います。
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