お年玉包み
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これはお年玉を包む折形の一種、「鶴のお年玉包み」です。
市販のポチ袋はどうも味気ないと感じたら、こんな包み方はいかがでしょう。
先様に喜んでいただけると思いますよ。
ただし、喜んだり感心するのは親御さんだけかもしれませんが。
肝心のお子様たちに関心があるのはその中身だけ、ということも多いので
手間ひまかけて作っても、くしゃくしゃに丸めて
捨てられてしまうかもしれないのです。なんせ相手はガキだから(笑)。




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ところで、これはこれまた折形の礼法にかなうことではないのかもしれませんが
先日病院に友人を見舞った時、お見舞金をこの折形で包んでみたんです。

以前から思っていたんですが、お見舞金の市販の袋は白地に赤が多いでしょう。
熨斗は付いていないにしても、紅白の水引があるものも少なくない。
あれはどうなんでしょうね。不祝儀袋じゃまずいけど…見舞いはお祝いじゃないんだから。
それに対してこの折形は、(千羽はいないけど)鶴も付いているし
あまり派手ではない紙で折れば、お見舞い用として十分通用するのでは?
むしろ暇な入院患者には話のネタにもなるし、喜んでもらえるのでは、と思ったんです。

ところがいざ折ろうという段になると、色々な疑問がわいてくる。
まず、これはお年玉包みだから、紙幣を三つ折りにして小さく包むものだけれど
お見舞金となると、普通折らないですよね。だからそのサイズで作るべきなのか。
そうなると内包みも必要になるんだろうか。その場合、お祝い用でいいんだろうか。
それに鶴の首は折ってもいいんだろうか。千羽鶴は折らないことも多いでしょう。
紙もあまりに和紙和紙していると、物々しくなってしまうし。
そもそも年長者にお金を贈るのは、失礼だという考え方もある。

結局は自分で持参するわけだから、その時に説明すればいいし
相手は日本滞在が長くても一応外国人なので、変なこだわりはないはずだけれど
相手にとって良かれと思っても、ちょっと違うことをやろうとすると
世の中に様々ある、“常識” というものが気になってしまうんですね。日本人として。

こんなことを考えていたら、数年前のこの時期に書いた
「喪中はがきの意味」という記事を思い出してしまいました。

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by yattokamedagaya | 2010-12-23 18:35 | Objects(Man-made) | Trackback | Comments(0)
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