カテゴリ:Temples & Shrines( 45 )
ライオンロック
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ライオンロックや獅子岩という名のものは、世の中にけっこうありそうですよね。
これはどうでしょ、獅子型石像。名前じゃないし、英語的にはストーンなんだろうけど。

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迷走台風10号も、昨日からついにリターンズ。強力になって帰ってきますよ、不気味です。
これはそんなイメージの、不敵に笑う狛犬一対。いろいろなところが渦巻いてます。

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身体はちょっと可愛いんですけどね。虎ノ門の西久保八幡神社、石段上の狛犬でした。
表記がないので、建立年・石工共に不明。これは少し前に撮ったものです。
撮影している場所は、足場が不安定な石段最上部。踏み外すとローリングストーンのように
一気に下まで転がり落ちてしまいます。ロックだぜ(笑)。


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by yattokamedagaya | 2016-08-27 19:00 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(10)
月見地蔵
錦織選手すごいね。決勝は明朝6時。このまま頂点まで行ってくれるでしょう。
さて、ユニクロのポロシャツ1枚では涼しくなってきたここ東京では、本日は中秋の名月。
でも見られない。でもよくあること。夜中に雲が切れることもよくあります。
2013年 2012年 2011年 2009年 2008年
ワタクシ今年は夜中まで眺めている暇がないので、昼間こんなものを撮ってきました。

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月見をする犬と猿と……なんだこりゃ、熊か?

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これも月兎ですね。撮っているうちに雨が降ってきました。

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たぶんこちらが表面で、蓮台上の仏像・お地蔵さん。その裏側に彫ってあるんです。

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何なんでしょうね、これ。何か仏教の物語なんでしょうか。
登場するのは猿と犬と兎と熊 or 猫、そして人。兎に角、兎が多いんですよ。

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ここは「せんとくん」でおなじみの、藪内佐斗司氏の作品も多い青松寺
HPを見ると、ファンキーなお寺のようですよ。ボーズ・ビー・アンビシャス !!
このお寺の左側の階段から上っていくと、途中にあるのが千里社稲荷。
その通路手前の庭にこんなオブジェが10体、ばらばらっと設置してあるんです。


※追記:スポーツの応援めいたことを書くと、皆負けちゃうのね(笑)。今度巨人の澤村を応援してやる。




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by yattokamedagaya | 2014-09-08 21:57 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(8)
狛獅子
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狛犬という名になってしまったが、あれは元は獅子(唐獅子)、ライオンだ。
それでも狛犬はそれなりに意匠を凝らした石像で、リアルなライオン像ではない。
リアルな像が見たかったら三越かライオンズマンションか、TDRに行っとくれ。
と日頃言っているのだが、こんなものが神社に奉納されていようとは……。

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狛犬なんだが、ここまでくるとやはり狛獅子と言った方が良いのだろうか。
それにSDサイズの2頭身。カワイイ。これが供え物ありの玉取り阿形だ。

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そしてこちらが吽形。左足は石の上…に見えたが、これは出来損ないの子取り形なのか。
裏を見ても何も書かれていない。だが奉納は最近のはず。例の稲荷神社なのだ。
ここは姨捨山の狛犬版か? お狐像も狭い境内に10対くらいあるぞ。

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心なしかこやつも困っているように見えるのだが。
「困犬」其の弐。ちなみにあのグランちゃんには御利益はなかったようだ。

そういえば大晦日から元旦の夜は、健さんシリーズで『唐獅子牡丹』やってましたね。

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by yattokamedagaya | 2013-01-01 18:24 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(6)
行徳13 笑う犬
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えへっ!

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あはっ!


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阿吽の呼吸で笑ってます。陽気な出っ歯とガチャ目の人面狛コンビ。
体型も癒しのぽっちゃり系で、まるで昨今のメタボおやじ。

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でも彼ら結構なお歳なんです。文化2年(1805年)のお生まれらしい。
マジックで書いたようにも見えるけど。ホントか?(笑)

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この狛ちゃん、分類的には「江戸尾立ち」というやつ。
参道挟んで綺麗なシンメトリーフォーメーションを形成しております。

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さらに引いて引いて……ここは行徳「神明神社」です。
ご覧のように行徳街道から折れて、鳥居、狛犬、灯籠、拝殿(本殿)へと参道一直線。
道の反対側にも「神明神社」があり、ここにも良くできた狛犬がいるけれど
唇が厚いあのタイプは近頃食傷気味なので、写真にも撮ってありません。

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そして神社から旧江戸川方向に向かうと、川岸に建っているのがこの「行徳常夜灯」。
実は私、以前この界隈に住んでいたんです。行徳は面白い街で、地域によって全く違う。
この辺りはほとんど店がなく、こじゃれたアパート(マンションではなく)ばかりなんです。
せめてコンビニくらい作れば繁盛すると思うんだけれども、そういうものでもないのかな。
タイトルは、igu-kunさんの行徳シリーズ終了を勝手に引き継ぐという意味で(笑)。

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by yattokamedagaya | 2012-10-30 15:32 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(10)
狛狸
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芸術的な秋狛を。なんてえことを申しておりましたが
なかなか涼しくならないので、ちょいと毛色の違ったやつをひとつ。
夏に撮ってきた、どでかいフグリの狛狸だ。

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これは近頃ニアミス気味の igu-kun さんが先日アップしたのとほぼ同じ場所。
私も撮っていたのだよ、江戸名所「柳森神社」の裏側を。
ここは神田秋葉原、駅前ワシントンホテルの対岸だ。♪窓の、下には、神田川。

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タヌキで親しまれているがここはお狐様系。あの太田道灌も関係する由緒正しい神社なのだ。
いつ行っても、行列ではないが参拝客が途切れることはない、小さいが人気のお社。

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でもメインはこちら。ここに祀られる福寿神は元祖玉の輿の桂昌院が信仰していて
タヌキ=他を抜くという意味で玉の輿を狙う女性に人気。なんてことを書いた記事もあるが
それは江戸時代のこと。私はここで女性など見たことがない。
立身出世・金運向上を狙うのであろう、男性参拝者は次から次にやってくるが。

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やっぱり女性が入りにくい(と勝手に決めているが)のはこれのせい?
鳥居に向かって左に立つこいつは狛犬で言えば阿形なのか
「あ!」って感じのマヌケ面。タヌキと言えばこんな形という見本のような像だ。

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しかしその相方はちと異形。相方なのかどうかよくわからない配置なのだが。
そして見よこの大フグリ。こいつは妊娠したメスという説もあるが
でっかいいなり寿司を抱えているようでもある。そうかそんな宴会芸もあったな。
そしてそうなればお稲荷さんに通じるところもあってつじつまも合うか。
などとひとり納得。でもこの像、目がいっちゃっているようで……何だか怖い。

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by yattokamedagaya | 2012-09-11 20:12 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(6)
Kの肖像
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ヤングなでしこ、観るの忘れてた。まあ観る暇もなかったか。0 - 3……若さ?
ところで、本家なでしこジャパンにこんな顔の選手いなかったっけ?
もちろん “まんま” じゃなく特徴デフォルメで、ですよ。カワイイと評判の娘なので。

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芸術の秋。たまには狛犬紹介でもやりましょうかね。
普通のは飽きちゃったので、芸術的な狛犬を。

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by yattokamedagaya | 2012-09-05 17:53 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(12)
三白眼
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前回の続き、御嶽神社の面白狛犬、それはこれ。本殿横の『大鳥神社』を護るこいつらだ。
面白いやつは摂社・末社か隅にいるってね。可愛いでしょ。サイズは中型犬くらいかな。

b0066893_17371572.jpg僕は上の画像のような証拠写真的カットは
両方の中間、斜め前の位置から撮るようにしている。
だからこの狛犬は互いに向き合わずに
社殿に対して前向き、平行に並んでいることになる。
これは移設の際に(これも合祀)変わったのか
最初からそういう配置だったのかはわからない。

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そして足元には誰が置いたかマツボックリ。これも可愛がられてる証なのか。

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ボディの意匠はほぼ同じ。阿吽の別もあるようなないような。でもなぜか頭部はちと違う。
右は折れた角、左は宝珠を頭に乗せている。前髪・あご髭・鼻・口と皆微妙に違うんだが
最も印象を隔てるのはこの鼻の下の髭。どっちがいいんだろう?正統派はたぶん右。
左は手抜き感が……猫にも見える。でも渦巻き髭は鼻の下が長くマヌケにも見えるから困る。

b0066893_17461417.jpgそんなツッコミどころも満載の狛犬だけど
最大の特徴は、やっぱりこの目かな。
ここまで瞳が上を向く狛犬は記憶にないぞ。
これではまるで貞子じゃないか、逆貞子。

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この角度は参拝客に目線を合わせるという意図でもあったんだろうか。
だが、瞳のない狛犬はざらにいる。というよりもこの時代はない方が多かったはず。
台座が欠けていて全体はよくわからないが、“天”と続く“人偏”は確認できるのだ。
そんな年号は天保だけなので、この狛犬は1830年から1844年の制作ということになる。

こんな上目使いの狛犬たち。まあこれは俗に「三白眼」というやつだけど
こんな柴犬狛犬じゃ睨みも効かずに恐くない。
むしろ滑稽。それに見る角度によって表情が変わって面白いのだ。ほら、こんな具合。
前回は幾分精悍に見える左像だったから、今回はマヌケ顔の右像で〆。

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by yattokamedagaya | 2011-08-01 18:16 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(8)
上を向いて・・・
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「ワシら歩けんがね……」とでも、口を利けたら言うのかな。
まあ興味ないでしょうけど(笑)、またまた狛犬。
もう2ヶ月以上前にここ『御嶽神社』で会った変なやつら。

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でっかい石碑の『(嶺の)御嶽神社』。「みたけ」ではなく「おんたけ」と読む。
ここは木曽御嶽山の流れを汲む関東第一分霊社。こことはちと違うのだ。
だが今では東急池上線の御嶽山駅すぐ側という駅前神社になって、隣はジャスコ&商店街。
いくら都内の神社とはいえ、商業空間に近すぎないかい?
とも思ったが、いやいやバカにできない。素敵な狛ちゃんが待っていたのだ。

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まず入口で迎えるのは、悪魔のようなこいつ。
尾立ち型なんだけれども、こいつも江戸っ子じゃあないね。破損のしかたも特徴的。
特に阿形は表面の剥がれ方が激しいが、これは慶応3年(1867年)6月の奉納だ。

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ここは超平地。しかしやはり御嶽山なのだ。拝殿前を守るのは、山岳信仰のシンボル、狼だ。
垂れ耳だが、山犬ではなくこれを狼と見るべきなんだろう。でもちょっと地味。
これがメインの狛犬か?破損も目立つし、台座も壊れて年代不詳。
入口も含め、立派な量産型に取って代わられる予感もするが。頑張るな!氏子さんたち。

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こちら御嶽神社は彫刻も立派。本殿をぐるっと囲むのは
天保2年(1831年)藤原篤意によって製作された区指定の文化財。
その他拝殿にも、摂社・末社にも、竜を中心とした彫刻がそこここに。

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木鼻シリーズ。本殿を囲むものは獅子がほとんどだが、角は獅子と竜のセット、珍しい。
右は水行堂の波と亀の木鼻。初めて見た。木鼻としては地味だがなかなかいい味。
そして拝殿の木鼻は、あらら久しぶりのブルース・リー。ま、西の方はこれが多いのだが。

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本殿裏には石碑を集めたこんなスペースが。その中央に座っている等身大フィギュア。
座頭市か、任侠の世界のお方のようなポージングだが、これは誰?
このお方こそ御嶽教の創始者、渡辺菊太郎氏なのだ。渋いじゃねーか、カッコいい。
像には明治38年(1905年)9月、69歳生存中の肖像と記されているらしい。

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導入部のつもりがちと長くなってしまったので、メイン・イベントは次回。
こいつがまた面白い狛犬なんだ。

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by yattokamedagaya | 2011-07-26 19:39 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(10)
狛犬フォーメーション
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『芝東照宮』の次は『芝増上寺』。いるのだ、ここにも、狛犬が。
そして、東照宮の最初の1枚と見比べてもらいたかったのがこの位置関係。
二匹が互いに見つめ合っているかと思えば……

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こちらでは背を向けそっぽを向いている、なぜ?

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答はこれ。つまり2対の狛犬が4隅に陣取っているというわけなのだ。
お寺だから、卒塔婆の向こうに狛犬がいるというシュールな絵になる。

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ここは増上寺敷地の最奥部。狛犬が守るのは墓地の横にある大納骨堂だ。
戦災の難を逃れた数少ない建造物であるらしい。

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これが狛犬ワンペア。ここでは阿形が左。しかしそれは配置する向きが理由だと思われる。
通常狛犬は互いに向き合い、外に首をひねる。その姿勢で右が阿形、左が吽形になるはず。
だが中には阿吽がないものもある。中国獅子像の流れを汲むものや昔のシーサー等がそう。
そしてあえて左右を逆にするものもあるようだ。愛宕神社は、私が見た限りでは皆逆だ。
そもそも阿吽の先輩仁王像でも、東大寺や善光寺のものは逆の位置になっているのだ。

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お顔もステキ、悪魔顔。昭和の量産系は問題外としても、江戸流れ系も
近頃見飽きていて面白くない。荏原神社のように、素晴らしい造形のものもあるのだが
やはり私が好きなのはヘンテコ系と、こういう悪魔系。
だがここにも謎が。獅子・狛犬が分かれるものは、阿形(獅子)は耳が寝ていて角がなく
吽形(狛犬)は耳が立ち、角があるはず。
なのにここでもセオリー無視なのだ、なぜ?

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そんな不思議な増上寺の狛犬たち。後ろ姿もステキでしょ。
でも……卒塔婆が(笑)。

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by yattokamedagaya | 2011-07-03 07:15 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(2)
狛に歴史あり
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久々の狛犬。これは『芝東照宮』の狛犬である。
建立天明8年(1788年)の、堂々たる江戸時代の尾立タイプ。
そして似たようなやつがここ、『平塚八幡宮』にもいる。
ただし向こうは大正11年(1922年)の制作。
見比べると首の角度が多少違い、そして造形の緻密さは断然こちらが上。
昭和の始め頃(戦前まで?)は台座がもっと低かったらしい。

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阿形。東京タワーをバックに撮る構図が定番らしいが。

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そして吽形。今は顔に枝がかかってしまうので、これは2年前のもの。

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入口から見た様子。ここに駐車場は如何なものかと思うが都心の神社、致し方ないのか。
それよりも私的疑問はこの狛犬のタイプ。尾が立っている「尾立」だというのはわかるが
これは「江戸狛犬」なのか「京狛犬」なのか、一体どっちなんだ?
と言っても顎が多少角張っているかなという以外、これは丸ごと関西タイプの「京尾立」。
でもそれがなぜ江戸も江戸、徳川家縁の芝東照宮に置かれてしまうのだろう。
その経緯が知りたかったのだ、もう何年も前からずっと。
建立年天明8年の将軍は、第11代の徳川家斉。あの田沼意次が没した年でもある。

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by yattokamedagaya | 2011-07-01 22:52 | Temples & Shrines | Trackback | Comments(4)