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旧木村屋
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このレトロな“でんわ”の看板がたまりません。

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このドアに見覚えはありませんか?

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歴史を感じさせるこの佇まい。

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これもご近所ネタ。芝浦のヤナセ向いにある「旧木村屋」です。
1921年(大正10年)に建てられ、震災にも戦災にも耐え抜いた歴史的建造物。
というよりも「ラブジェネレーション」のキムタクの家として有名、なの?

数日前までそんなことは全然知りませんでした。それどころか、
僕がここの前を通る土曜日曜は、いつもシャッターが下りていて
カーテンも引いているので、またここも廃屋なのかとも思っていました。
ずっと気になっていて、旧い建物だということはわかっていても、
ただ「ヤナセの前の家」じゃ調べるのも面倒。だから諦めていたんです。

ところが先日、通りかかったら偶然横のドアが開いて(なんだ住んでるのか)
おばさんが出てきたので、これ幸いとちょっと話を聞かせてもらいました。
ここは土日は休みだけど、平日はちゃんと営業しているパン屋さんだったんですね。
パン屋と言っても専門店ではなく、牛乳やお菓子も売っている街角によくあるお店です。
もう建物はかなり老朽化しているのに、修理したり取り壊す時は都に知らせることに
なっていると言っていました。個人宅なのに面倒なことですね。

そんな建物の歴史や篠山紀信さんが撮りに来たとかいう話の後に、おばさん突然
「そう言えば、この前キムタクがドラマでここを使ったんだよ」
「ラブ……何とか言うドラマで、ここの3階の部屋に住んでる設定」という話を始めました。
「ラブジェネレーション?」と訊くとそうだとおっしゃる。僕が越して来る前のドラマです。
僕はドラマはあまり観ないんだけど、これは2〜3回観たかな。松たか子共演で
広告代理店で制作から営業に強制的に廻されるという、ありそうでありえない話ですよね。
それは覚えていても、住んでるところまでは気にしていませんでした。それでも友達に訊くと
「赤いドアが印象的だった」なんて言っているから、インパクトあったんですね。

そして帰ってから調べたら「旧木村屋」という名称で知られていることもわかったんです。
でも何で木村屋?木村屋のパンと関係あるの?木村拓哉とは?また訊きに行かなければ。
まあともかく、謎の建物の疑問がひとつ晴れて良かったとは言えるんですが。
by yattokamedagaya | 2006-11-28 00:00 | Bldg.(In the City) | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from 函館レンタカー情報 at 2006-12-15 11:32
タイトル : 函館レンタカー
函館レンタカーのご紹介です。... more
Commented by k007kami at 2006-11-28 19:18
今晩は なるほど木村屋さんでしたか 本店のように見えますね アンパンは木村やが元祖
まさかラブジェネレーションで使用した場所とはまたびっくり レトロで撮影の絶好の場所何ですね
この建物大切に保存して欲しいですね
Commented by yattokamedagaya at 2006-11-29 07:48
*チャリさん

僕も最初はひょっとしてあの木村屋の発祥の地?だと思ったんですが違うようです。
あの木村屋は芝日陰町(現在の新橋)に店を開いて、それから銀座に移転して
アンパンを創ったらしいですよ。

ここは何にも指定されていないから、個人で保存するのは大変でしょうね。
指定されたとしても、そこに住んでいる人は色々と行動を制限されるらしいですが。
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