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Rocky Balboa
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ボクシング続きでもうひとつ。
昨年スタローンが、終わったはずのロッキーをまた作ったと聞いて呆れていたら
もうこれ、日本でも4月20日公開になるんですね。
『ROCKY THE FINAL』。原題のようでもこれは邦題、よくあるパターンです。
でも原題の『ROCKY BALBOA』で何の問題があったんだろう。
シリーズラストのタイトルとしてはそちらの方が相応しいと思うんですが。

ロッキー=スタローンはもう60歳過ぎでしょ?
フォアマンが奇跡的にチャンピオンに返り咲いた時でも45歳。これどうなのよ?
と思っていたんですが、あのストーリーならありえないことでもないですね。
もちろん、まともな勝負になるかどうかは別ですけれど。
元々ロッキーシリーズは水戸黄門的映画で、ネタバレしてもいいようなストーリー。
映画的に評価できるのは第1作目だけで、あとは駄作と言ってもいいかも。
でも評論家じゃないんだから、映画の価値は出来が良い悪い、それだけじゃありません。
僕はけっこう好きですよ。最初のは別格ですが『ロッキー3』もかなり好き。
というよりもロッキー・バルボアが好きなんだな、たぶん。

スタローンの対抗馬としていつも出るのがシュワルツェネッガー。同じ肉体派俳優として、
シュワちゃんとはいつも役がかぶっちゃうんですね。意図的でもあるんでしょうが。
タフガイ、元兵士、刑事、コミックヒーロー、コメディーまで。
でもそれのほとんどすべてがシュワちゃんの方が出来がいい。そして今は州知事だし。
何だかしたたか、世渡り上手、頭が良いというイメージがあります。
それに対してスタちゃんは、どうも生き方が下手で間抜けに見えちゃうんですね。
最初にロッキーを売り込めたことからして、そうじゃないんでしょうけど、そう見える。
ゴールデンラズベリー賞(最低映画賞)の主演男優常連だし……。
弟に仕事を回してやったり、ブリジット・ニールセンに利用された(?)こともあった。
そのイメージがそのままロッキー。この役だけはシュワちゃんにはできません。

なんて、そんな分析はともかく、ロッキーやっているスタちゃんは好きなんです。
確かにストリートファイトで世界チャンピオンに勝ってしまうという前回で終わるのは
(全体のトーンとしては第1作目のようで好きなんですが)ちょっと消化不良。
リングの上で、ビル・コンティの曲に合わせて、真っ白な灰になってもらいたいものです。
そういえば『ロッキー4』だったかな、銀座に観に行った時、後ろの方に陣取っていた
(たぶん)アメリカ人の団体が、後半の試合が始まった頃からザワザワしだして、
最後はレフェリーと一緒に声を合わせて10カウント。
勝利と共に大歓声、そしてハイタッチなんてことをやっていました。
でも不思議とそれがぴったりはまってしまって、少しもうるさいと感じなかった。
ロッキーってそんな映画ですよね。
by yattokamedagaya | 2007-04-03 19:23 | Art & Entertainment | Trackback(2) | Comments(0)
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